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バッタにはなぜ緑色のものと茶色いものがあるのですか?

今回は、教室で展示しているパネルを紹介します。
小学1年生のゆうと君からの質問です。
「バッタにはなぜ緑色のものと茶色いものがあるのですか?」


生き物が周りの環境に応じて、体の形や大きさ、行動を変えることを表現型可塑性(ひょうげんがたかそせい)といいます。
トノサマバッタの場合は、仲間の密度が高くなることが刺激になって、長距離を移動するのに都合のよい体に変化し、表現型可塑性の例として有名なミジンコの場合は、捕食者がいることが刺激になって、頭を大きくしたり、トゲをはやしたりして、敵に食べられにくい体に変化します。
同じ種類の生き物なのに、環境に応じて体の様子が大きく変わるため、違う種類の生き物ではないかと間違えられてしまうこともあるようです。


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